新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL 第4話 第4話 新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL「最期のイリュージョン」準決勝D2(ダブルスツー)。デューク&仁王ペアに対するのは、プロのシュナイダーとボルクの弟・ベルティのペアだった。仁王は平等院にイリュージョンして挑む。しかし、あらゆる選手のデータをインプットしたベルティと、シュナイダーの思わぬ技で対応されてしまう。一方、かつてリョーマが所属したアメリカ代表は、強豪・スペイン代表に苦戦していた。後がないアメリカはラルフがS2(シングルスツー)に登場する。対するスペインベンチから歩み出たのは、越前リョーガだった。
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL 第3話 第3話 新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL「誰(た)がために強く」鬼は“天衣無縫の極み”を発動する。それはリョーマや金太郎のものとは違う“心強さ”の輝きだった。鬼は圧倒的有利に試合を展開させていく。だが、この展開は“完璧な品質”であるQ・Pを“究極の品質”へと昇華させる結果を招く。瞬く間に流れを引き戻すQ・Pに対し、鬼は“ハートに火が点いた”状態になる。しかし、Q・Pの強烈なサーブを打ち返した瞬間、鬼の手首が鈍い音を立てる。
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL 第2話 準決勝初戦、S3(シングルススリー)。日本は鬼。対するドイツはチームナンバーツーといわれるQ・P。互いに正確無比なショットを打ち、さらにパワー勝負でも両者互いに一歩も譲らない。相手を圧倒する迫力で迫る剛腕の鬼に対し、観客からの声援をノイズと捉え審判に忠告をするQ・Pは冷徹ともいえるプレイスタイルだった。そして、その原点は彼がテニスを始めた幼少期の頃にあった。